
どうも音服です。
ゴールデンウィークも明けて、いよいよ本格的に暖かくなってきましたね。
関東地方は日によって日中は暑いくらいの気候です。
無印良品の公式HPでは「麻」素材のアイテムを大々的に取り上げ始めてきました。
夏=麻といったイメージがある人も多いと思います。
そこで今回は今からの季節に欲しくなる麻アイテムの特徴やメリットを紹介しようと思います。
そもそも「麻」とは?
「麻」と呼ばれるのは植物に含まれる繊維の総称になります。
調べてみると単純に麻といっても20種近くは存在するようです。その中でも代表的で衣類や寝装に多く使用されているのがリネンとラミーですね。
この2種は夏場になると頻繁に見たり聞いたりするするワードだと思います。
個人的にはリネンシャツとかリネンカバーってフレーズが印象に残るので、麻=リネンのイメージが強いです。
麻(リネン)の特徴は?
今回は無印良品の麻について探っていきたいと思います。
商品表記はリネンになっているので、上記で述べた麻素材の中でもリネンを使用しているのでしょう。
- 抜群の発散性と吸水性
- 汚れにくい
- 丈夫で長持ち・使い込むほどに風合いが良くなる
- 実は1年中使える素材
抜群の発散性と吸水性
リネンは繊維の構造上、コットンにくらべて4倍もの吸水率があります。
それでいて発散性にも優れているので、含んだ水分を素早く乾かすことが出来ます。
リネン素材の服やカバーを洗濯した際、乾くのが速いと感じた事はありますよね?この特徴によりカビや雑菌の繁殖を抑えてくれます。
汚れにくい
リネンの繊維にはペクチンという成分が含まれています。
このペクチン成分がリネンの繊維をやさしくコーティングしているので、汚れにくいという特徴があります。
また、リネン生地を触った時に滑らかでケバ立ちが少ないのも、このペクチンのコーティングの働きによるものです。
丈夫で長く使える
リネン生地は、強度も優秀です。
特に水に濡れると強度が増すとゆう特徴があります。
これは毎日の洗濯にも耐える事が出来るし、上記で述べたように乾くのも速いので非常に利便性が良いんですね。
これが昔から愛されている素材の理由の一つだと思います。
容易に洗濯出来るので清潔な状態を保ちやすく、肌アレルギーなどのトラブルも軽減してくれる効果も期待できます。
さらにリネンは使って洗濯を繰り返すことで柔らかくなっていきます。
店頭でリネンの製品を手に取った時はぼこっとしてるように感じたり、少し硬く感じる方も居ると思います。
これが使い込むほどに馴染んでいくので、リネンは新品時よりも使い込んだ後の方が良い状態だと捉える人も多いです。
実際に何年も同じリネンシャツを着ている人は結構いるもんです。
これも元の繊維そのものが丈夫だから出来る事です。
実は1年中使える
リネンは通気性の良さから夏に最適な素材の印象が強いですよね?
夏に最適=冬場は寒い。確かにそう思うのが一般的です。
でもリネン素材は特徴的に冬場でも快適に使うことが出来るのです。
リネンの繊維の中は空洞で空気が含まれています。
これは寒い冬には体温で温まった空気が体を暖かく包み込み、逆に暑い夏はこもった熱を逃がして涼しくしてくれる、といった効果を生み出してくれます。
冬場にコートの下にリネンシャツを着てる人を見かけることは少ないですが、それはリネンは冬は寒い。って思い込みが多い証拠だと思います。
まぁ見た目が涼し気な印象にはなってしまうので、そのせいもあるかもしれないですが…。
生地の機能面の特性としては冬場でも活躍するアイテムだと言えると思います。
無印良品で購入出来るリネン素材のアイテム
- リネン素材の衣類
- ふとんカバーや枕カバー等の寝装
- ラグやソファカバー等の家具類のカバー
- カーテン
リネン素材の衣類
やはりリネン素材で代表的に思い浮かぶのは衣類ですよね。
無印良品ではリネンシャツを筆頭に、イージーパンツやコートにジャケット、女性ならワンピースやスカートといったアイテムまで豊富に取り揃えてくれています。
リネンのアイテムを着てみたい。と思ったら気に入ったアイテムがきっと見つかると思います。
もちろん無印良品らしく、シンプルで使いやすいデザインばかりなので老若男女、世代を問わずに使えるものが多いです。
リネン素材の寝装
敷ふとん、掛けふとんカバーやボックスシーツといった寝装アイテムでもリネンは大活躍してます。
特に夏場は寝ている時も汗が大量に出ます。
カバー類は頻繁に洗濯したくなりますが、リネンなら乾くのが速いので扱いやすい寝装ですね。
ふとん類のカバー、枕カバーに加えてパジャマもリネン素材の物があるので、リネンに包まれて寝るのも心地良さそうです。
使い込んで馴染んでくれば自分だけの最高の寝装として活躍してくれる事でしょう。
家具類のカバー
足元のラグから座った時のソファカバーまでリネン素材で統一する事も出来ます。
まずはお気に入りのクッションからリネンカバーに変えてみても雰囲気を味わえると思います。
ラグはインテリアとしても面積が広いので、リネンを選ぶ事で夏っぽい雰囲気を出す事が出来ます。
いきなりラグを試すのはちょっと…。と感じる方はリネン素材のスリッパから試してみては如何でしょうか?
部屋をリネン素材で歩く感覚が味わえるので、リネンのラグを敷いた感じも分かりやすいかと思います。
カーテン
ラグと同様にインテリアとして面積の大きなカーテン。
天然素材なので、ポリエステルといった化学繊維とは違ったナチュラルな風合いを感じられます。
遮光性や防炎といったような機能面では化学繊維の方が優秀と言えますが、逆に化学繊維では絶対に出せない雰囲気の良さがあります。
吊り下げていると自重で伸び、選択して縮み、また吊るして伸びる。といった天然素材ならではの楽しみ方もあります。
もちろん使っていくうちに成長する素材なので、長く使っていくほどに愛着が持てると思います。
今年の夏は「麻」を始めよう
上記で説明したように、麻の素材には多くのメリットがあります。
コットンとは違った風合いで、天然素材の中でも独特の雰囲気があります。
1年中使用出来るとは記載しましたが、やはり素材そのものに清涼感があるので、夏場には是非とも取り入れて頂きたいアイテムです。
自分だけの着心地ではなく、周りの人からの見た目も涼しげで爽やかさがあります。
もちろん無印良品以外でもリネンのアイテムを使ったモノは沢山あります。
まだ「麻」素材を使用した事がない方は、今年の夏から取り入れてみては如何でしょうか?

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