スポンサーリンク

無印良品の家具のオーク材・ウォールナット材ってなに?違いを解説

どうも音服です。
無印良品で家具を買おう!と思った時に商品明記にオーク材、ウォールナット材と表記されている事に気付くと思います。
全く同じ商品で木材が違う訳ですが、その木材にはどんな違いがあるんでしょうか?選ぶ際にメリットやデメリットはあるんでしょうか?

無印の家具を揃える際には木材も統一したい所ですよね。
今回はオーク材・ウォールナット材の特徴を解説します。

スポンサーリンク

どんな木材?特徴は?

オーク材とは

ブナ科の広葉樹の事で、日本ではナラ材とも呼ばれますが、実際には少し違います。

日本のナラ材(北海道産ナラ材は世界最高峰)と比べてオーク材は木目が粗く、白っぽい特徴があります。
堅くて重厚かつ強度が高く、耐久性に優れています。
これらの特徴は家具材料として非常に優秀なため、昔から高級家具材として扱われ続けてきました。
その美しい木目の中には、虎の斑紋のような”虎斑(とらふ)”と呼ばれる模様が現れます。
この虎斑もその美しさから、昔から大変重宝されてきました。

ウォールナット材とは

ウォールナットはクルミ科の落葉広葉樹ですが、同じく家具の材料としてよく使われる「クルミ」とは別物です。ウォールナットを日本語に訳すと「クルミ」となりますが、家具の材料としてウォールナットと表記されているときには、「ブラックウォールナット」あるいは「アメリカンブラックウォールナット」と呼ばれる種類を指します。

ウォールナット材の特徴は、”耐衝撃性に強い”、”木肌が美しい”、”狂いが少ない”、”加工性や接着性に優れている”。
現在も、高級家具や工芸品に使用される特徴を数多く持ちあわせています
適度の油分を含んでいるので、ツヤもあり、人が触れて使い込んでいくことで味のある風合いになっていき経年変化を楽しむことができる素材です。

木材の特徴は分かったけど、家具としての違いは?

もっとも分かりやすい色の違い

2つの木材を家具として使用した際にの違いを探っていきます。
分かりやすく、はっきりと違いがわかるのは「色」です。

オークはナチュラル色で明るい木材の色になります。
虎斑と呼ばれる木目は特徴的ではありますが、比較的癖の無い木材と考えて良いでしょう。

一方ウォールナットは、重厚な紫色も感じるような黒に近い茶色になります。
そのため、ウォールナットで作られた家具は重厚で高級感のある仕上がりになります。

どんな部屋でも溶け込むナチュラルなオークと、シックで存在感のあるウォールナットは、家具にするとイメージが大きく違います。

経年変化

オークの経年変化はナチュラル色から褐色へと濃くなっていきます。
一方、ウォールナットは色あせと表現する人もいるほど、濃い茶色が明るい茶色に変化していきます。

木材の家具は長期間使用できるうえに、使えば使うほど味が出てくるので、経年変化の仕方も考えて選択すると良いでしょう。

価格

オーク材は製造効率が良く、一本の木から家具として使える部分を多く取り出す事が出来ます。
無駄が少ないのでリーズナブルなコストを実現出来ています。

ウォールナット材はオークに比べ、樹径が小さく表面に近いところは白い為、濃い茶色の部分が限られている事から高級な家具工芸材として、知られています。

無印良品でも、同じ造りの家具でもウォールナット材の方が値段は高いですね。
これは品質の善し悪しではなく、木材そのものの生産性の問題だった訳です。

結局はどっちを選ぶべき?

  • オーク材は明るく優しい雰囲気なのでナチュラルテイストな部屋に合わせやすい。
  • ウォールナット材は高級感が出せるので上品な雰囲気の部屋造りに向いています。

上記で説明したように、素人でもはっきりと分かる部分は木材そのものの色の違いです。
明るい色味のオーク材、濃くて高級感のあるウォールナット材。

どちらも耐久性や強度は問題なく使用出来るので、ご自身の目指す部屋の雰囲気に合わせて選んで大丈夫です。

オーク材を選んだ理由

私は無印良品の家具は基本的にオーク材で統一しています。
単純に明るい色味の木目の方が好みだった事、部屋を広く見せるには明るい色味のが都合が良かった事。
そしてウォールナット材に比べて安く購入出来ること
、と私にはオーク材の方にメリットばかりあったからです。
実際に部屋にオーク材のアイテムが増えてくると、全体に統一感が出てきて、狙い通り部屋そのものを広く感じさせてくれて気に入っています。

仮に同じ家具を全てウォールナット材にしていたら、今より高級感は出ると思いますが。濃い色味なので圧迫感も生まれると思います。

私の部屋くらいの広さしかない賃貸住宅には個人的にはオーク材の方をオススメします。
ウォールナット材は広い部屋でこそ本領を発揮すると私は思っています。

無印良品には他にもパイン材の家具も人気ですが、こちらも明るい木目ではあるんですがオーク材と比較すると少し安っぽく見えてしまいますね。

リビング全体図の折りたたみローテーブルはパイン材なんですが、これは折りたたみ機能前提で購入したんですが、やはり出してない時の方が部屋には統一感があります。もし折りたたみでオーク材のローテーブルとか出してくれたら完全に買い替えますね。

まとめ

  • オーク材もウォールナット材も人気の木材で、特に機能面の優劣はない。
  • 生産性の問題でオーク材の方が安く購入出来る。
  • 明るい色味が好きならオーク材、濃い色味で高級感を出したければウォールナット材。
  • どちらも経年変化を楽しめる。

私も初めての購入時に調べるまでは、なんでウォールナットって高いんだろう?とか、オーク材は安いし何か問題があるのかな?とか考えていましたが、そんな事はなかったんですね。

単純に好みで選んで、オーク材の方が好みだったら安く済むので自分の好みのセンスに感謝です。笑

まだ1年位の使用なので、これから経年変化で変わってくる色味や木の雰囲気を楽しみながら家具を育てていきたいと思います。

無印の店頭では2種類を見比べる事が出来るので、今回の記事程度の簡単な予備知識を持ってると少しは違った見方で買い物が楽しめると思います。




コメント

タイトルとURLをコピーしました