
どうも音服です。
靴下は基本的に毎日履きますよね。既にお気に入りのメーカーの靴下は決まってる方も多いと思いますが、まだ試した事の無い人は一度だけ無印良品の「足なり直角靴下」を試してみて下さい。
抜群の履き心地で毎日の足元を気持ちよくしてくれます。
足なり直角靴下の特徴

- かかとが直角になっているので、かかとがすっぽりと包み込まれる。
- かかとがしっかりホールドされるので、動いてもずれにくい。
- ずれにくいから足をしめつけない。
一般的に靴下は「くの字」の角度で編まれています。
おそらく靴下といえば多くの人が思い浮かべる形で、この形に疑問を持つ人は少ないと思います。
無印良品で始めて直角靴下を見た時、正直「直角だからなんなの?」って印象でした。
私は靴下に拘りなんてなくて、それまではナイキやアディダスといったスポーツメーカーの物を履いてました。
理由はスポーツメーカーが作ってる物の方がアクティブな動きでもフィットするようになってるだろうなぁって程度の簡単な考えからですね。
直角靴下を始めて履いた時の感想は「足にスポっとハマる。」まず履いた瞬間はコレですね。
お、履きやすいなぁっと思い、そのまま靴を履いて出掛ける訳ですが、いつもより靴下の圧迫感が少ない気がします。[まるで履いてない感覚]とまで言うと大袈裟ですが、明らかに今までとは違う感覚になれました。
そこからは直角靴下の虜になってしまいまして、今では基本的には直角靴下しか履いてないです。
3足選べて890円。
現在、無印良品で販売してる靴下は全てが直角靴下です。
好きな色、柄、丈の長さを選んで3足で890円と低価格なのに高品質を味わえる靴下です。
3種類の丈の長さ
- スニーカーの中に収まるスニーカーイン。最も短いサイズ。
- くるぶしの上までのショートソックス。使いやすくむくみにくい。
- オーソドックスなレギュラーソックス。カジュアルにもビジネスにも使いやすい万能靴下です。
靴下の好みの長さは人それぞれ。もちろん服装や靴によって変えることもあると思います。
上記の3タイプがあれば、大体の服装時に困ること無く使用出来ると思います。
もちろん3足選べるので、最初は全タイプを1足ずつ買って試してみるのも良いですね。
なぜ直角靴下は履き心地が良いのか?
もともと靴下は直角だった!?
かかと部分が直角になっただけで、何故こんなにも履き心地が良いのか?
答えは簡単な話で、そもそも人間のかかとは直角だからです。みなさんも立っている時、かかとは90度になってますよね?だから靴下が直角の方が良いってのは当たり前の事だったのです。
ではなぜ、冒頭で述べた現在の「くの字」の形の靴下が一般的に流通しているのか?
それは工業化の時代、効率的に大量生産する為に考えられた形が一般的になったと言われています。
工業化する以前の手編みの時代は靴下は直角に作られている事が当たり前だったようです。
つまり大量生産をする為に、多少の形の変化は問題ないって事だったんでしょうね。
実際に「くの字」の靴下だって履き心地が悪いって事はないですもんね。その証拠に今でも各メーカーが生産を続けている訳ですからね。
なぜ他社は直角しないのか?
上記の理由なら無印良品以外も直角の靴下を作ればいいんじゃないの?って思う方もいると思います。
ところが既成品の形を作るように出来ている工場の機械を直角に編めるように改良するってのは実際には無理な話です。
確実に利益が出ると約束されてるなら動き出す企業もあるかもしれないですが、もちろんそんな事は分からないので工場の生産ラインを変えるのはリスクが大きすぎるんでしょう。
無印良品の「足なり直角靴下」は、コストや生産効率を気にするのではなく「とにかくいいものを作りたい」という開発者の思いから生まれました。もちろん無印良品とゆう大企業だから出来たって部分もあると思いますが、もし売れなかったら会社としては大打撃の企画だったとは思います。
無印良品とチェコのおばあちゃんとの出会い
「かかとに据わる靴下」──チェコでは、履き心地の良い靴下のことを、そんなふうに表現するそうです。チェコのルジェナおばあちゃんが編んだ靴下に出会ったのは2006年でした。
東欧のチェコは雪国であるため、氷点下15度という日も珍しくなく、外出時はブーツに分厚い靴下を履いて足元もしっかり防寒しなければなりません。
ルジェナおばあちゃんが編んだ靴下は、「直角」の形をしていました。靴下の編み方は母親を真似て自然に覚えたそうですが、かかとの編み方はおばあちゃんが独自に考えたのだとか。
履いてみると、かかと部分がすっぽりと収まって余ることなく、ズレ落ちにくく、とても履き心地が良いものでした。
履く人のことを考えて、履き心地の良さを追求し、履く人に喜んでもらえる靴下――ルジェナおばあちゃんが編んだ「直角」靴下の心地良さを、もっと多くの人に手軽に味わって欲しい。そんな思いから、手編みで形作った直角を機械編みで再現するという、今まで誰もやったことのない挑戦が始まりました。
まとめ
- 人間の足は90度だから靴下も直角が気持ち良い
- 3足で890円と手を出しやすい価格設定
- 色、柄、長さも種類が豊富なのでお気に入りが見つかる
靴下は日常的に使う物だし、私のように拘りなんて無く使ってる方も多いと思います。
例えば服や靴を買ったついでに、レジ前から適当な3足セットの束を手にとってませんか?
もちろん、それがダメって事は無いのですが、試しに無印良品に寄った際に直角靴下を買ってみて下さい。
靴下は消耗品ですし、拘りが無いなら価格的にも他と大差は無いはずです。
一度履いたら他のが履きたくなくなるくらいの快適性を味わえます。
是非お試し下さい。
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